インターネットカフェ(Internet cafe)は、有料でインターネットにアクセスできるパソコンを利用できる施設のことである。略してネットカフェともいわれる。
日本では、1時間あたり100~数百円程度の料金が多く、また深夜サービスを行っている店舗もある。主な利用者は若い男女や壮年男性などで、仕事でインターネットを利用したり、娯楽目的で漫画やインターネットを楽しむほか、待ち合わせや深夜、早朝での時間つぶし、カプセルホテル代わりに仮眠をとるビジネスマンや個人旅行客も多い。
手軽に利用できるインターネットへの常時接続環境(ADSLなど)を自宅などに持たない人や、旅行・出張中の人が、電子メールの確認やウェブページの閲覧を行うのによく用いられるが、しばしば不正アクセスやネット詐欺などの犯罪に利用されることもある。店内備品の万引きやネット犯罪対策等のため、入店時や会員登録時に本人確認するカフェも増加している。
韓国ではPC房(- バン)と呼ばれており、韓国・台湾などでは若者によるネットゲームへの参加は、むしろ自宅などよりネットカフェで盛んである。
最近では、漫画喫茶と複合化された施設が多い。
北朝鮮では、利用料金が高く、一般市民が利用できないと言われる。
利用
パソコンに入力したパスワードが漏洩したりする事件が発生している。 ネット・非ネット系問わず、銀行や証券口座でのネット取引や、平素からメインで使用するメールやISP等へアクセスするためのパスワード、クレジットカード情報の入力を伴う利用等重要なアクセスは避けたほうが無難である。
入店時に身分証明書を求める店もある。店によっては写真入りのものを要求するところもあるし、銀行や証券会社等のキャッシュカードやクレジットカード、病院の診察券程度のものでもよいという店もある。身分証明書を持っていない場合は、身分証明書が不要である店も多いのでそうした店を利用するとよい。もっとも身分証明書不要の店であっても、強盗や本の万引き、客への置き引き対策として(ネット犯罪対策のためでなく、店側の収益を主眼に)通常は監視カメラで利用客の姿を撮影・録画していることが少なくないため、犯罪に利用しようなどと考えるべきではない。数年前までは、このような店がネット犯罪の温床などと揶揄されたこともあったが、以前から存在したB-Mobileを使用する手口や、図書館等ネット利用できる公共施設、ウォードライビング、近年急速に普及したFREESPOTを容易に無料で悪用することが可能となったため、わざわざ有料のインターネットカフェを介してまで犯行に及ぶメリットが希薄となり、現在では必ずしもそうではない。
使用する座席(パソコン)を指定されるタイプの店と、座席を指定せず、空いているパソコンを自由に使用してよいタイプの店がある。
通常、禁煙席と喫煙席に分かれていることが多い。
店内では置き引き、盗難が発生することもあるので、自分の所持品の管理には十分注意すること。
使用後は、そのまま退席しても構わないが、使用履歴を消してから退席することが推奨される。ネットカフェのパソコンはふつう、電源を落とすか、再起動させると履歴が消去されるような設定になっているので、再起動させてもよいだろう。不正にインストールされたソフトウェアも定期的に消去される店が多い。ただし、データ抹消ツールのように何回も上書き消去するのではなく、ディレクトリの削除等あくまで簡易的な消去方法のため、これが気掛かりであれば、電源を落とす前に自らデータ抹消ツールでブラウザの一時ファイルやクッキー等、ログが記録されたと思われる箇所を完全に抹消したほうが無難である。そこまでパソコンに精通していなければ重要なアクセスは避けるべきである。
著名な掲示板サイトへの書き込みを店側で規制していたり、逆にサイト側から規制されていることもある。