サイバーテロ

トップページ

サイバーテロ (cyber-terrorism) とは、ネットワーク内のテロリズムを指す。サイバー攻撃( - こうげき)ともいうが、こちらは余りクラッキングと区別されない。

概要
これらはクラッカーが行うコンピュータウイルスの大量発信や大規模なクラッキング行為などを指すが、特に何等かの集団によって社会的・政治的理由に基き発生すると考えられている。

日本では日中韓の右翼によるサイバー戦争が有名で、この他にも企業体質や特定団体の方策を批判してのDoS攻撃もしばしば見られ、これらではウェブサイトのアクセス超過による閲覧不可能な状態から、クラッキングによる改竄を受け、何等かのメッセージが残されたケースもある。特に国家間(国際問題)や民族間の問題(民族問題)に絡んで行われるケースでは、新聞社などのメディア各社や地方自治体など公共機関、更には中小企業のサイトが攻撃され、改竄されると言った事件も発生している。

2005年のアメリカ議会が行った調査で中華人民共和国や朝鮮民主主義人民共和国・イラン・シリア・スーダンなどの政府がサイバーテロを支援していると見なされており、同議会はこれらを非難している。

[編集]
懸念される問題
現在に於いて、このサイバーテロによって発生した被害は、主にウェブサイトのアクセス超過やクラッキングによるウェブページの改竄である。これらはセキュリティホールを改善したり、該当地域からのアクセスを遮断するなどして回避可能と考えられており、またデータのバックアップ等により復旧も容易である。

しかし近年では社会の情報化によって、先進各国ではコンピュータに依存した生活をしており、これらコンピュータがダメージを受けた場合に、社会全体の混乱も懸念されている。特に製造・運輸・通信・金融の、社会の主要分野に於ける情報化が目覚しいためである。

とはいえ、現行ではこれら主要分野の通信ネットワークインターネットと分離されているか、もしくはクローズドネットワーク(外部に接続されて居ないコンピュータネットワーク)で運用されており、大きな混乱は「今の所」確認されて居ない。しかし社会の情報化が進む上で、将来的にもこれらネットワークが外部からの影響を受けないと云う保証は何処にも無い。

特に技術的な進歩が著しい分野でもあるため、そのブラックボックス化は避けられない部分も見られ、利便性の向上を求めて相互接続を行った際に、見落とされたセキュリティホールを突破されて攻撃を受ける懸念が残されている。(→住民基本台帳ネットワークシステム)

近年では通常のテロリズムの問題もあり、省力化が可能なコンピュータを使っての攻撃も懸念される。米国では911テロ事件でニューヨーク世界貿易センタービル破壊直前に不自然なデータの増加が見られマネーロンダリングの可能性(同テロにはマネーロンダリング隠しの意図が在ったのではないかとする憶測が流れた→資金洗浄)が示唆されている事から、同事件以降、金融関係の通信に監視を付けるべきだとする議論もあり、特に大規模な混乱を発生させる目的で行われるテロと並んで、このサイバーテロに関する懸念も根強い。

[編集]
備考
これらの行為を実施している団体は、その攻撃は顕著な結果をもたらすも、実態の方はようとして知れないケースが多く、推測の域を出ない。政府支援によるサイバー攻撃という問題も、実際の所は不明確な部分が大きく、該当国からのアクセスが普遍的に見られると云う現象に依っている。

所謂サイバー攻撃がゾンビPCとも呼ばれるコンピュータウイルスに冒されたパーソナルコンピュータに端を発している可能性もあるため、単に攻撃しているコンピュータの多くは、コンピュータセキュリティに無関心なユーザーのパソコンである可能性も指摘されている。