サーバ

サーバ(server)は「(サービスなどを)提供するもの」の意味であり、次の意味で使用される。

(広義)広く、何がしかの提供をする人や機器。召使い等やビールサーバ(生ビールを注ぐための装置)など。
(狭義)コンピュータネットワーク上にて、コンピュータを利用したサービスを提供するもの(後述)
日本ではネット上での発言や活字において、発音が似ている「鯖」の文字を隠語として使用する事が見受けられる。

クライアントサーバ・モデル
複数台のコンピュータネットワーク接続された環境、すなわちコンピュータネットワーク上で、各々のコンピュータが同じ情報資源(データ)を参照する状況が多い場合に、各コンピュータごとに格納すると記憶領域や保守などの面で多大な無駄が生じる。

サーバはこれを解決する手段で、特定のコンピュータが情報やその処理作業を集中的に管理することで、ネットワーク全体での記憶領域を最小限にとどめると共に、共有される情報の同期等の手間を省き情報伝達や保守の効率を高めるものである。 他のコンピュータクライアントとして稼動し、必要に応じてサーバからサービスを受けとる。

このように情報を集中的に管理し、他にサービス提供するためのコンピュータサーバと呼ぶ。 逆にサーバの機能を利用し、サービスを受ける側のコンピュータクライアントと呼ぶ(また、これらのようなアプリケーションやプロセスをも指す。以下同じ)。

サーバクライアントが存在しているコンピュータネットワーククライアントサーバネットワークと呼ぶ。クライアントサーバ・モデル/型/システム/コンピューティング、などとも言う。

サーバの種類
サーバの種類は、クライアントに提供するサービスにより様々な種類があり、必要に応じてネットワーク上に、複数のサーバを組み合わせることができる。電子メールなどは、この技術の代表的な例である。

また、複数台のサーバを利用することにより負荷を分散し、耐障害性を向上させるスケールアウトという見地より、省スペースでたくさんのサーバを設置できる「ラックマウント・サーバ」や「ブレードサーバ」が使用されることも多い。

インターネット上では、ウェブサイトがデータを管理しているサーバで、データが集中しすぎて負荷が増大することにより、一度に転送できる量が小さくなってクラッシュしてしまう、いわゆる「飛ぶ」状態に陥ることがある。また「飛ぶ」まではいかなくても極端に転送量が小さくなって、サイトのページを開くにも、とても長い時間がかかることになる。ちょうど現在のウィキペディアは、後者の状態である。