展示、陳列、表示、誇示。
コンピュータ、テレビなどの映像表示装置。ディスプレイ (コンピュータ)。液晶ディスプレイやブラウン管(CRT)、プラズマディスプレイなど。
動物が求愛や威嚇などの際に、音や動作・姿勢などで相手に誇示するための特定の行為。鳥類が行うディスプレイについては鳥類用語を参照。
■走査線
画像をテレビに描き出す際に、画面上を走査する軌跡のことを走査線という。水平走査線方式のNTSCの場合、1フィールドが262.5 本の走査線で、奇数、偶数のフィールドで1フレーム525本の映像を再現する。
■インターレース
現在の日本やアメリカで採用されているNTSCの映像信号は、525 本の走査線によって作り上げられているが、この走査線は60分の1秒ごとに半分の走査線が交互に再現される。この再現方法をインーターレースという。
■プログレッシブ
525 本の走査線を60分の1秒ごとに一気に再現する表示方法。ノンインターレース走査(順次走査)とも言い、ハイビジョンや高級ワイドテレビで採用例が多い。一般的にちらつきの少ないきめ細かな映像が得られる。
■フリッカー
光のゆらぎという意味。インターレース走査では画面のちらつきを抑える目的で60分の1秒で1画面を走査しているが、完全にはフリッカーが抑えられていない。プログレッシブ表示でフリッカーは大幅に軽減できる。
■画素
映像を構成する最小面積の単位。画面は多数の明暗の異なる点の集合体から成り立っていて、これらの点が集まって画像として認知される。デジタルメディアでは画素が規格によって定められ、それで解像度も決まる。
■ガンマ補正
映像信号の入力レベルに応じて、0%の黒から100%の白までリニアに明るさが変化するように行なう補正だ。ブラウン管や液晶では、それぞれ最適なガンマ補正を行なって、初めて自然な明暗の推移が再現できる。
■データ放送(データ多重放送)
テレビ画面に現れない電波の隙間(通信速度は約40kbps=キロビット/秒)を利用して多彩な情報を伝送しているデジタル放送。ニュースなどの文字放送が有名。デジタル放送では3.3Mbpsまで高速化される。
■映像イコライジング
イコライジングとはもともとオーディオ用語で、様々な周波数特性のソース信号に対し再生側で特性を調整すること。映像ではテレビの輝度、色、彩度、シャープネスなどの機能を調整してよりよい画質に仕上げること。
■プラズマ
気体が高い電圧によって放電し、発光する現象を言う。この現象を利用したテレビがプラズマテレビ。構造が簡単で大画面化、薄型化しやすく、壁掛けテレビの最右翼と目されている。使用される気体はネオンが主流。
■液晶テレビ
ブラウン管での形態ではなく、画面を液晶で映し出すレビ。液晶は「液体」「結晶」という性質を持っていて、電圧の変化で光透過率、反射率、散乱などが変る。その性質を液晶テレビは利用して画像を表示している。
■アスペクト比
テレビ画面の横縦比。現行のNTSCの比率は4対3。これを横方向にワイド化したのがハイビジョン、次世代のデジタル放送(480p、1080i)で、16対9の画面比率である。一般的には横縦比として表示される。
■カラーバー
カラーテレビなどの色再現能力をチェックする信号。左から輝度順に白、黄色、シアン、緑、マゼンタ、赤、青、と並ぶ。赤、緑、青の三原色とその補色で構成される色。正確な黒レベルが確保できているかもチェックできる。
■モノスコープチャート
どの位まで細かい部分まで表示できるかをチェックするためのチャート。白黒の縦線で形成されるくさびがはっきりと割れて見える限界が、その機器、規格の水平解像度となる。垂直解像度、斜め解像度なども検証できる。
■三次元コムフィルター(3次元YCS)
フレーム(30分の1秒)の間で色信号の位相が180度異なっているというNTSC方式の原理を応用し、フレーム間で輝度/色信号分離動作を行なう回路。処理は静止画部分に限定されるが、各種ノイズが抑えられる。
■ブルーミング
テレビに白い文字や白い被写体が表示された時に、その部分の周囲がにじんで、ボケてしまうことである。電子ビームが太って、周囲の蛍光体までが発光してしまったり、蛍光体自体が飽和してしまうために生じる。
■水平解像度
解像度は映像情報がどれくらい細かいところまで見えるかという尺度。横方向のきめ細かさを示す水平解像度は、そのメディアや機器によって変化する。S-VHSの水平解像度は約400 本、DVは約500 本である。
■垂直解像度
画像の縦方向のきめ細かさを表すもので、走査線の数、その表示方法によって決まってくる。走査線を半分ずつ表示するインターレース方式のNTSCの垂直解像度は、約350本、プログレッシブでは約450 本。
■ハイビジョン
日本が次世代の放送システムとして開発したHDTV(ハイディフィニションTV)。国内ではMUSE方式が採用されたが、既にデジタル方式の規格が決まり、次世代の放送システムとして期待が高まりつつある。
■コントラスト
明暗の差、つまりダイナミックレンジのこと。テレビのコントラスト調整では、輝度信号の振幅をコントロールして黒と白の度合いを変化させる。コントラストを上げると白が伸びるが、微妙なトーンの再現が難しくなる。
■ブライトネス
画面の明るさのこと。ブライトネスの調整では電子ビーム量を変化させることによって、画面全体の明るさ(黒側)を調整する。黒レベルとも密接な関係があり、浮かず、沈まずというポイントを探すのがベストである。
■シャープネス(画質)
見た目の解像感のこと。映像の周波数特性を制御して、輪郭の強調感やディテイルの再現性を調整する。シャープネスを上げると中高域が強調され、ディテールがクッキリと再現されるが、ノイズが目立ちやすくなる。
■色相
色合いのこと。彩度、明度とともに色再現に大きな影響を与える。通常のテレビでも調整が可能だが、積極的にいじる必要はない。色相の狂ったソフトについては、自然な肌色が再現できるように調整するのがコツ。
■速度変調
電子ビームの走査速度を絵がらによって変化させ、鮮鋭感の高い画像を再現する技術。信号が黒い部分では速くし、白い部分では逆に遅くする。S/N にダメージを与えることなく、コントラスト感の向上が図れる。
■色温度
昼光あるいは蛍光灯、白熱灯など、光源の違いによって物の色味は変化するが、このような光源の色質を温度に例えて示すのが色温度だ。スタジオの標準色温度はNTSCが9300K (ケルビン)、HDが6500K 。
■黒レベル伸長
ソフトやメディアによるばらつきの多い黒レベルを一定に揃えて、コントラスト感を演出するテレビ技術。確かに見た目のコントラスト感は良くなるが、暗部の情報がマスキングされてしまうという副作用もある。
■トリニトロン
ソニー独自のカラーブラウン管で、1ガン3 ビーム、ストライプ蛍光面、アパーチャーグリル、シリンドリカルフェース(円筒画面)といった特徴を持ち、シャドーマスク管では難しい完全フラット化を果たしている。