フリッカー

フリッカーとは
 TVの走査線が引き起こすちらつきをフリッカーという。
 走査線は、TVのブラウン管に映像を映す光線である。走査線は画面左上からスタート、左から右に往復(右から左へ戻るときは映像は出力されない)しながら徐々に下へ流れていく。画面下にまで達したら左上に戻る。この繰り返しが1秒間で約60回行われている。
 しかし現行のTVでは、1度の周期で左右の往復で描かれる水平のラインは250本程度しかない。これでは解像度の不足は明らかだ。そこで擬似的にでも解像度を上げるためにインタレース表示が採用された(のだろう)。
 インタレース表示は、上から下への走査2回を1組とし、最初の走査で(Y座標で言うところの)1・3・5・7…と1つ間隔を開けながら走査し、2回目の走査は2・4・6・8…と走査する。これにより1度の走査では250本程度しか描けないものが、2回に分けることにより見かけ上は倍の500本の走査をしているように見えるのだ。
 しかしインタレース表示はあくまで擬似的に解像度を上げているに過ぎない。1度目と2度目の走査には1/60秒の表示タイミングのズレが生じる。このズレこそがフリッカーを引き起こす根元なのだ。

関連カテゴリ
ディスプレイ