ライセンス

ライセンス(米License、英Licence)とは、免許・認可など一定の権利の使用や制限の解除を特定の者に認容するもの。その認容行為をいうとともに、認容の事実を証明する免許証など、権利・権限の所有者から発行された証書やカード・鑑札・マークも含める。

用法と意味
英語版WikipediaのLicenceには、BEではlicenceというのは名詞で、licenseは動詞である。「licenseeはlicenceをlicensedした者」というように使っているとあるので、「認可された者・認証の事実・認可をうける行為」の一連の流れを「ライセンス」という言葉の視野においているようである。ただAEと違いBEでは特に名詞に関し六文字目にSでなくCを置くことによって、「証明された事実またはその証書」をよりきわだたせている感がある。

このためか、日本ではよく知られた和製英語として多くの国語辞典に「ライセンス=免許」などと出ており、この名詞の部分が定着したものと思われる。しかし、さらに英語では形容詞にlicentious(放蕩な)という言葉があるように、”許された”状態からさらに派生して、ある種の軽蔑の意味合いを含めて、”勝って気ままに振舞うやつ。淫らなやつ。”などとしてライセンスが表現される場合もあるので、特に英会話に使用する際は、注意する必要がある。

一方、本来的な意味においてのライセンスは、特許権、著作権・版権、商標権などを包含する知的財産権の認可行為でもあるため、それを保有する人材や企業の確保は国益に重大な影響を及ぼす。そこで欧米ではこの分野を国際的な政治戦略として高い位置づけでとらえ、各種ライセンスの積極的な保護育成に力を注いでいる。