常時接続(じょうじせつぞく)とは、コンピュータがネットワーク(特にインターネット)に常時接続されており、常にネットワークにアクセス可能な状態にあることを言う。この記事では特にインターネットの接続回線について記述する。
狭義
専用線等により、アクセス回線が24時間稼働している接続方法を言う。主にISPや回線事業者等のコア回線とその上位回線(やこれらに専用線等により接続したユーザ回線)などがこれにあたり、常時公開サーバが一般的に接続される。
広義
ISPのエッジ回線以下のユーザ回線において、利用料金制度としての定額制(ISPの接続料金や回線事業者等のアクセス回線の利用料が、いくら使っても定額となる)があるが、この定額制を利用する接続方法を従量制(ISPの接続料金や回線事業者等のアクセス回線の利用料が、利用時間に応じて課金される)の接続方法と対比して言う。フレッツISDNやPHS定額制、ブロードバンドインターネット接続(CATV、ADSL、FTTH、FWA)などがある。回線等の接続が24時間無切断で稼働することを保証しているわけではなく、回線接続に認証を伴うプロトコル(PPP類、ダイヤルアップ、DHCP)を使用しなければ接続できないため、厳密には常時接続とは言えないが、定額制方式導入初期における一部通信事業者のマーケティングにより、この呼称が定着した。
なお、最近はユーザのブロードバンド回線にIP電話用のアダプタ・ルータ類を接続して24時間稼働させ、電話として利用している例もある。この場合はこのアダプタ・ルータ類が常時接続状態になっているわけである。
ユーザ側でサーバを24時間運用してユーザ回線に24時間接続し、常時公開している例もある。(専用線等による常時公開は以前から企業・組織等によっても行われている。)